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日本三景のひとつ、「天橋立」を擁する宮津市。その中心市街地は日本海に面した 由緒ある城下町で、江戸時代には北前船の寄航地として栄え、旧三上家住宅などの豪商の邸宅や仏閣が数多く残っています。天橋立を挟んだ南側の文珠地区、北側の府中地区には数多くの古社古刹、市の東側に位置する由良地区には「安寿と厨子王」伝説にまつわるスポットなど見所いろいろ。このほか、アウトドアが満喫できる市北部の世屋高原と南部の大江山、ヨットハーバーや京都唯一の水族館「丹後魚っ知館(うおっちかん)」がある栗田半島など、山や海を心ゆくまで楽しむことができます。

丹後半島東北端、湾を囲むように建ち並ぶ舟屋で知られる伊根町。 ここには、斜面を利用した千枚田など、山が海岸線まで迫る狭い土地を有効に活用する人々の知恵が息づいています。美しい自然と共に暮らしてきた伊根の人々にとって、特に海はかけがえのない財産。万葉集や丹後風土記などにも記録が残り、最古といわれる浦嶋伝説や、日本に医薬や天文など様々な技術を伝えた徐福の伝説からは、人々と海との深い関わりを感じずにはいられません。ほかにも温泉、名産「筒川そば」のそば打ち体験、伊根浦散策案内人、海上タクシー、漁船クルージングなどの体験メニューもあり、伊根ならではの感動を味わうことができます。

天橋立・阿蘇海の西、大内の山麓に抱かれた与謝野町(岩滝)は、古くから奥丹後への交通の要所として栄え、江戸時代にはちりめん産業を基盤に廻船問屋が並ぶまちとして、 丹後の中枢的な役割を果たしてきました。まちのほぼ全域から天橋立を望むことができ、中でも奥丹後へと抜ける桜・紅葉の名所、大内峠からの眺望は「横一文字」と呼ばれ、この眺めを好んだ松尾芭蕉や与謝野寛(鉄幹)など多くの文人達の句碑が「一字観公園」に残っています。平成13年4月には公園内に自然体験型宿泊施設「大内峠一字観公園キャンプ場」がオープン、温泉利用型健康増進施設「クアハウス岩滝」との連携による新しい魅力づくりがはじまっています。

丹後半島の付け根に位置する与謝野町(野田川)は、  およそ300年の歴史を持つ丹後ちりめんのルーツともいうべき地。まちには京都西陣から技術を持ち帰った先人達の功績を称えた「縮緬創業記念碑」が建てられ、昭和初期の織物工場を再整備した「丹後ちりめん歴史館」では、丹後ちりめんの製造工程はもちろんのこと、歴史的な資料や写真、今では珍しくなった八丁撚糸機などが展示されており、館内では「ガチャガチャ」と実際に織機の機音(はたおと)が響き、丹後ちりめんを体感していただけます。また自然も豊富で、奇岩・巨岩が点在する雲岩公園では春に約5,000本の山つつじが咲き誇り、夏には休耕田を利用した「ひまわり15万本」が訪れる人を出迎え、丹後の四季に彩りを添えています。

鬼退治伝説が伝わる「大江山」連峰の北側、丹後の南側の入口にあたる与謝野町(加悦)。江戸から明治時代にかけて、ちりめん産業で栄えた往時の面影を残す街道筋と旧尾藤家住宅がまちの歴史を物語ります。  ハーブをテーマにした食と健康の複合施設「リフレかやの里」や様々な手加工職人が集う体験工房「工芸の里」、古代日本海文化の一大中心地として栄えた歴史を伝える「古墳公園」、大正年間に住民出資で開通、ちりめん産業を支え、昭和60年に廃線となった加悦鉄道の貴重な資料を展示保存する「加悦SL広場」など見どころ満載。春には推定樹齢千二百年の「滝の千年ツバキ」が紫紅色の花を開き、夏から秋には大江山でハイキングが楽しめるなど、自然と触れ合うメニューも豊富です。

 国立公園・国定公園に指定される変化に富んだ美しい海岸線や緑豊かな山といった自然、そして深い歴史を有する京丹後市。数多くの遺跡からは大陸との交易で栄えた「丹後王国」の存在がうかがえ、羽衣伝説・浦嶋伝説などロマンあふれる伝説の数々に彩られています。また、豊かな自然を背景に、日本一おいしいと評される「丹後米」や梨・メロン・カニ・カキなど四季折々の海の幸・山の幸、絶景を眺めながら入浴できる天然の温泉などたくさんの恵みがあふれており、体験をとおしてその魅力を満喫していただけます。

 日本海側若狭湾に面したリアス式海岸を臨む天然の良港をもつ舞鶴市は、旧海軍にまつわる赤れんが建造物や肉じゃがをはじめ、細川幽斎ゆかりの田辺城とその城下町の面影、そして引き揚げの歴史を今に伝えるまちです。オオミズナギドリの楽園といわれる冠島も有名です。
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