■地域結集型協同研究事業に参加(▽05.12.01)


杉山での実験が評価される 新型LEDでワサビを育てろ! 舞鶴工業集積協議会 地域結集型協同研究事業に参加
舞鶴工業集積協議会の水質浄化プラント(舞鶴市杉山)


舞鶴市内の機械金属関連の3団体で組織する舞鶴工業集積協議会(西忠生会長)は、関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)が推進する府の地域結集型共同研究事業(COE)に参画し、新たな研究開発を始める。同事業には府北部から初めての参画となる。京都市内の民間企業や大学の研究機関、地元の工業や農業など多分野の結び付きによって、参加企業の開発・技術力の向上が期待される。
COEとは、独立行政機関である科学技術振興機構の選定を受けた地域で、産学官の研究機関が連携・協力して共同研究を行うことにより、新技術・新産業の創出を目的とするもの。京都府は04年1月から5年問の計画で研究を開始した。
この事業で同協議会は京都市内の企業や京都大学、同志社大学と共同で、植物の早期生長を促す新型の発光ダイオード(LED)を使用したプラント製作を計画する。
同協議会は02年、舞鶴市杉山に水質浄化プラントを設置。水質や湿度、温度、日照条件が生長の決め手となるワサビの栽培実験を始めた。
杉山のワサビは最高級ブランドとして有名だったが、近年は不作となっていた。しかし、同協議会の取り組みにより、一定の成果が上がったことから、京都市内の新型LEDを製産・販売する企業が、この実績と研究成果に着目し、連携して研究を進めることになった。
この会社は、光合成に変わる光エネルギーとして自社が開発した拡散型LEDを使った植物の水耕栽培を考えており、光の波長やエネルギーコスト面などの研究を進めていく上でこのプラントの活用を希望。開発規模の拡張を考え、COEへの参画を図った。
学研都市内で研究を進める京都大学や同志社大学の教授らと事業参画への協議を重ね、11月9日に学研都市内で行われたCOEの研究発表会に申請し、参画が決まった。
今後、同協議会らは、研究場所となる実験プラント場所の確定や設備の増設、新設などを考えており、事業を来年度から具体化していきたいとしている。(同協議会は舞鶴商工会議所内0773・62・4600)(岩本)


(両丹経済新聞第493号より引用しました)





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